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ミャンマー地震被災支援 和合亮一 朗読会「詩の礫/一番星よ」

ミャンマー地震被災支援
和合亮一チャリティー朗読会
「詩の礫/一番星よ」

日時:2025年5月17日[土]14:30〜16:00
会場:東京中小企業会館9F講堂
出演:和合亮一(詩人)、荒井良二(アーティスト、絵本作家)
企画:東京藝術大学宮本武典研究室、NPO法人Mother’s Tree Japan、森岡書店
協力:ミャンマーの平和を創る会-チイチイキンキン、樋口舞子

プロデュース

ミャンマーで3月28日に発生した大地震の震源地で、特に被害が甚大なマンダレーとザガインへの緊急支援のため、詩人・和合亮一氏によるチャリティ朗読会を銀座で実施いたします。鑑賞料としていただいた募金は支援団体を通して現地に送金され、生活物資に変えて被災した方々に届けられます。当日は会の冒頭に「ミャンマーの平和を創る会」の大槻美咲氏(ミャンマー出身)より、具体的な現地の被災状況と支援内容についてもお話をいただきます。
今回の朗読会で取り上げる和合亮一氏の詩集は、『詩の礫』(2011)と『わたしたちの一番星よ』(2024)です。『詩の礫』は、福島在住の和合氏が、東日本大震災の発生から6日後にX(twitter)で発表した新しい形式の詩です。震災の不条理への慟哭を、迫真性と臨場感をもって綴った詩は、当時の日本社会に衝撃を持って受け止められました。
『わたしたちの一番星よ』は、泥沼の内戦から逃れ日本で暮らすミャンマー人の母たちに取材した、ビルマ語・日本語・英語による多言語詩集です。昨年この詩集の執筆を通して和合氏は多くのミャンマーの人々と出会い、今回の朗読会の実施につながりました。日本での孤立した子育て、軍事政権下で見通せない我が子の未来、民主化を求めて斃れていく若者たちへの哀しみの中でも、希望を抱いて前を向く母たちの心情が綴られています。
当日は、詩集『わたしたちの一番星よ』を、ご来場くださった皆さまにお一人につき1冊差し上げます。表紙にはアーティストで世界的な絵本作家の荒井良二氏が、その場でドローイングを描き込んでくださいます。山形出身の荒井氏もまた、東日本大震災後にさまざまな復興支援活動を行ったことで知られています。
言葉の礫は、星になって遠くマンダレーまで届くでしょうか。手作りのささやかな会ですが、みなさまのご来場をお待ちしております。

●実施概要
日時:2025年5月17日[土]14:30〜16:00(開場14:00)
会場:東京中小企業会館9F講堂(〒104-0061 東京都中央区銀座2-10-18)
定員:120名(全席自由)
鑑賞料:ドネーション方式(現金のみ)
*入場時に封筒をお渡しします。それぞれ自由に決めた額面を入れてご寄付ください。また、封筒表面に公演の感想や応援メッセージをいただければ幸いです。その際、筆記用具はご用意しておりませんので、お手数ですが持参くださいますようお願いいたします。
*ご来場の方には詩集『わたしたちの一番星よ』をお一人につき1冊差し上げます。表紙に荒井良二氏の直筆ドローイングが入ります。
*朗読中の撮影行為は鑑賞の妨げになりますのでご遠慮ください。また当日は会場の都合上、和合氏・荒井氏へのサインのリクエストにはお応えできません。事前にご了承ください。
*被害報告と一部の詩は、小さなお子さんには受け止めが難しい内容です。申し訳ございませんが、中学生以下のお子さんを伴っての参加はご遠慮ください。
申し込みフォーム:https://mothers-tree-japan.org/workshop/charity-for-myanmar/ (※申込時にいただいた個人情報は本件以外に使用いたしません)
企画:東京藝術大学宮本武典研究室、NPO法人Mother’s Tree Japan、森岡書店
協力:ミャンマーの平和を創る会-チイチイキンキン、樋口舞子

●登壇者プロフィール
和合亮一(WAGO Ryoichi)………1968年福島県生まれ。詩人。中原中也賞、晩翠賞、萩原朔太郎賞、みんゆう県民大賞、NHK東北文化賞など受賞。2011年、東日本大震災直後の福島からTwitterで連作詩『詩の礫』を発表し続け、同年5月、世界三大コンサートホールであるオランダのコンセルヘボウに招致、朗読にて福島の想いを発信した。2017年7月、詩集「詩の礫」がフランスにて翻訳・出版され、第1回ニュンク・レビュー・ポエトリー賞を受賞。フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で大きな話題を集める。昨年9月には『詩の礫』を中心に編まれた翻訳アンソロジー『SINCE FUKUSHIMA』が、全米文学翻訳者協会による翻訳賞の最終候補にノミネートされた。国内外においてリーディングパフォーマンスのステージ多数。

荒井良二(ARAI Ryoji)……1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったのでまどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を受賞するほか、2005年にはアジアで初めて児童文学のノーベル賞とされるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。2012年NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当。ライブペインティングやワークショップのほか、作詞・作曲やギターも演奏するなど音楽活動も行っている。2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督を務め、さらにその活動の幅を広げている。現在、個展「new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」が全国の美術館を巡回中。