東北芸術工科大学と京都造形芸術大学が、東日本大震災で被災した子どもたちの支援のために立ち上げた『こども芸術の家』のプログラムディレクションを担当した。本著は2011年からの2年間で、『こども芸術の家』で実施した４つの支援プロジェクト（「荒井良二とふらっぐしっぷ」、「東北未来絵本」、「キッズアートキャンプ山形2011.2012」「福しまピクニック」）をとりあげ、被災地のニーズから、支援アイデアや協働の仕組みがつくられていくプロセスを解説したもの。震災後の東北を担う子どもたちのために「アートやデザインに何ができるのか」を考えるうえで、たくさんの貴重なヒントを含む一冊となっている。
※書籍『こども芸術の家 Home of Art for Kids』……著者：荒井良二、澤口俊輔、馬場正尊、原高史、宮島達男、宮本武典、山崎亮／編集：紫牟田伸子／デザイン：小板橋基希／発行：東北芸術工科大学、京都造形芸術大学／発行日：2013年3月11日

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