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山形ビエンナーレ2016
spoken words project「砂の女」
2016年9月3日[土]→25日[日]/文翔館中庭
プロデュース/キュレーション
日本海側の山形県酒田市はかつて「砂潟」と呼ばれ、飛砂に埋もれそうな集落のモノクロ写真を偶然目にした安部公房は、小説『砂の女』(1962年)の取材のため同地を訪れたという。飛田正浩が主宰するファッションブランドspoken words projectの山形ビエンナーレ2016出品作は、この戦後シュルレアリスム小説に登場する女をイメージした、服・ジュエリー・香水・バッグなどのコレクション。人口流出・減少が止まらない現代の東北に、「砂の女」のストーリーを蘇らせる。