自身のツイッターアカウント〈@wago2828〉から「福島」を語り続ける詩人・和合亮一が、街を歩きながらタイムラインに連投した言葉の旅。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」開催中の山形にやってきた詩人は、明治創建のコンサートホール、寺の境内、野球場グラウンド、図書館の閲覧室、河川敷を彷徨いながら、即興詩を投稿。言葉の力で、震災以後の東北の日常を〈異郷〉の風景へと変えていく。芸術祭の閉幕前夜には、深夜の山形県立図書館で、池永正二（あらかじめ決められた恋人たちへ）とのコラボレーションで朗読ライブを実施した。

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