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発売日 : 2020/ 11/17
サイズ:B5判変型(182×247×10mm)、112頁、カラー・モノクロ
出版社 : クレヴィス
プロデュース/編集
新型コロナウイルスの感染拡大で、復興五輪を掲げた 「TOKYO 2020」は開催延期となり、「ニューノーマル」と呼ばれる奇妙な生活がはじまった東京。少子高齢化にあえぐ農山漁村をよそに、人口と経済の一極集中とグローバル化で肥大化してきた首都は、ウィズコロナ時代の幕開けから、どのように変容していくのか?
『東京影絵』は、東京のいまを生きる19カ国・60人の外国籍の人々と、バリの伝統影絵を駆使する現代の影絵師・川村亘平斎によるセッション。
舞台はパンデミック前夜の東京。口上は彼・彼女らのセルフドキュメンタリー。そして白い幕に、顔の肌理に、路上の闇に投射される影絵人形は、彼・彼女らの写身である。
成功を夢見る技能実習生、多様化する東京のムスリム、帰化を望む中国人女性…。 日本社会のウチ/ソトのあわいで揺れ動く「いくつもの東京」の顔がおが、この都市の実像と、やがてくる未来を語りはじめる。
影絵と音楽:川村亘平斎
文と編集:宮本武典
撮影:小暮哲也
デザイン:須藤千賀 澤田美野里(株式会社ヘソ)
取材サポート:工藤大貴
進行:河平桃子、別府笑
協力:株式会社クレヴィス、一般社団法人東京ビエンナーレ、森岡書店、株式会社平山グローバルサポーター、岩崎祐、小池涼子、鈴木雄大、若尾一輝
助成:公益財団法人東急財団