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会期:2021年7月10日[土]→ 9月4日[土]
会場:「東京ビエンナーレ2020/2021」開催エリア全域
プログラムディレクション/編集
東京ビエンナーレ2020/2021は、千代田区・台東区・中央区・文京区に点在する60以上のアートをめぐる「まち歩き」の芸術祭である。「ストーリーテラー2021/見なれぬ景色へ」は、開催エリアに点在する文化資源や、アートによる地域づくりの現場を、学識者やアーティストらストーリーテラー(物語の語り手)の解説で読み解いていく”Mixed Reality”(複合現実)のデジタルガイド。路傍の石碑や社、駅構内にある壁画、堀川にかかる橋など、19人のストーリーテラーが選定した30の地点で、タブロイド版の公式マップに印字されたQRコードをスマートフォンカメラで読み取ると、画面上に語り手たちが現れる。江戸から東京への移行、災害・疫病・戦争の記憶、そしてポストコロナの未来へと、足元から都市の成り立ちと展望をめぐる時間旅行へ鑑賞者を誘うプロジェクト。
[タイトル一覧]
「上野駅ペデストリアンデッキ−東京のスローダウンを考える」吉見俊哉
「彰義隊の墓−江戸と明治の断層」吉見俊哉
「聖橋−江戸のトポグラフィー」吉見俊哉
「水都東京の軸線1~3(日本橋、常磐橋、大川端)」陣内秀信
「江戸東京の建物がたり1~2(上野の燕湯、鳳明館あ森川別館)」栗生はるか
「駅と戦争1−東京駅丸の内駅前広場〈アガペの像〉」木下直之
「駅と戦争2−上野駅中央改札〈自由〉」木下直之
「河童と減災〈曹源寺かっぱ大明神〉」畑中章宏
「江戸東京の疫病神1−弘福寺〈咳の爺婆尊〉」畑中章宏
「江戸東京の疫病神2−太田姫稲荷神社〈太田姫一口稲荷〉」畑中章宏
「地域をひらくアートセンター/アーツ千代田3331」中村政人
「変わっていくもの、消えていくもの、捨てられていくもの/アーツ千代田3331」藤浩志
「千代田の防災~つながりが街を守る/長谷川ビル」小川英人
「東京に祈る−Praying for Tokyo/湯島聖堂」小池一子
「神田に港ができた/神田ポートビル」池田晶紀
「ぼくらが神田にきたわけは(前・後編)/ほぼ日神田ビル」糸井重里
「神田っ子のまちづくり1–寿人遊星像/千代田区九段下俎橋児童公園」久保金司
「神田っ子のまちづくり2–金鋼鎚起 豊展観守像/神田橋公園」久保金司
「あなたのいらないものが誰かの力になる/CPK GALLERY」山崎亮
「小さな小屋で大きな社会を考える/常盤橋タワー公開空地」中田理恵
「クニギワへようこそ(トゥアレンとムルダー)/国際ビル」川村亘平斎
「大丸有で逢いましょうⅠ−丸ビル」藤井宏章
「大丸有で逢いましょうⅡ−三菱一号館美術館」河野安紀
「大丸有で逢いましょうⅢ−大手町仲通り」金城敦彦
「大丸有で逢いましょうⅣ−有楽町駅」上柳昌彦
「大丸有で逢いましょうⅤ–ホトリア広場」見立坂大輔
「音声ガイド:東京Z学を歩く track1~11」中村政人
「音声ガイド:田中元子のベンチラジオ track1~3」グランドレベル
「音声ガイド:見なれぬ景色を訪ねて」ナカムラクニオ