アドバイザーを務める東根市文化複合施設「まなびあテラス」で、東京と仙台、ロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオWOW incの新作展をキュレーションした。同社の若手クリエイターたちが、「こけし」や「お鷹ぽっぽ」など山形の信仰玩具をモチーフに、３つの新作を社内ワークショップ形式で制作・発表。タイトルの「POPPO／ぽっぽ」とは、アイヌ語で「玩具」の意味。米沢の郷土玩具「お鷹ぽっぽ」の〈ぽっぽ〉がアイヌ語由来であるとの説を、笹野一刀彫の戸田寒風氏から聞き、WOWによるデジタル技術で、古くて新しい玩具「POPPO」を提案した。