Join me now:

TAKENORI MIYAMOTO / Portfolio

TAKENORI MIYAMOTO メニュー

SEKISUI HOUSE meets ARTISTS

SEKISUI HOUSE meets ARTISTS

SEKISUI HOUSE meets ARTISTS
招聘作家:荒井良二、石川直樹、目[mé]、積水ハウス×東京藝術大学
会期:2022年1月29日[土]→2023年1月29日[日] 10:00─18:00
会場:SUMUFUMU TERRACE 青山(東京都港区南青山2丁目26-1 D−LIFEPLACE南青山ビル1階)
主催:積水ハウス
制作:積水ハウスCXデザイン室
アートディレクション:akaoni
制作協力:東京藝術大学美術科、The Chain Museum

クリエイティブディレクション/キュレーション/編集

SEKISUI HOUSE meets ARTISTSは、日々の生活を支え家族を育む空間である“家”に、感性と想像力を刺激するアート作品を提案するプロジェクト。新型コロナウィルス感染拡大による自粛生活の長期化は、私たちのライフスタイルを一変させた。オンライン化が一気に進み、“家”は、個人と社会を繋ぐ結節点として、多彩な活動を内包するようになった。デジタルとリアルが交差する新しい生活様式で、これからどんなアートが求められていくのか?
nendoがプロデュースする積水ハウスの新しいショールーム「SUMUFUMU TERRACE 青山」で開催中の本展は、日本のアートシーンを牽引する3人のクリエイターと東京藝術大学の学生たちが、“家”での日常にポジティブな変容をもたらす12のアートピースを提案。世界最大の住宅販売数を誇るハウスメーカーとアーティストのコラボレーションは、東京藝術大学大学院での人材育成プログラムとも連携しながら今後も継続していく。

ウェブサイト = https://www.sekisuihouse.co.jp/art/?fbclid=IwAR0WZQO9_REipeJykDMFaIGzOgVtO8NDLF9IExVn9U7yEkFAq540WhR-DgY


自分の家を設計士と一緒につくるように、自分の家で、日々の暮らしを共にするアートを、アーティストと相談しながらつくれたらいいと考えました。そしてそのアートが、インテリアとして美しいだけでなく、気持ちを前向きにしたり、見方や価値観を変えてくれたり、人と人を結び付けたら素晴らしいと思いました。

 しかし、家は生活の場所です。仕事、家事、育児に忙しい日常空間で、じっくりアートを鑑賞する状況をつくるのは、容易ではありません。
そこでSEKISUI HOUSE meets ARTISTSでは、日本のアートシーンを牽引する3組のクイエイターに、この難しいオーダーに応えていただきました。
 現代アートチーム目[mé]のみなさん、写真家の石川直樹さん、絵本作家の荒井良二さんが、“家づくり”と“住まい方”に提案する作品は、どれも生活空間に収まるサイズながら、“家/家族”を大きな時間の流れのなかで捉えています。巨大なヒマラヤの岩壁、心臓ほどの大きさの河原の石、掌に乗る小さな礫石と、“石”が揃ったのはまったくの偶然ですが、山の写真や、路傍の石からイマジネーションの旅に引き込むアーティストの力に驚かされます。
 そして今回、私が教える東京藝術大学の学生たちも、アートシーンで活躍する先輩に混ざって作品を提案しました。コロナ禍に揺らぐ社会のなかで、アーティストとして自立することを目指し“今”を懸命に生きる彼らは、作品によって何かを与えるより、今回の“meets”体験から与えられることのほうが多いでしょう。まだ評価が定まっていない彼らの作品を購入することは、これからはじまるアーティストの旅を、たのしむことだと思います。
 同時代を生きる12のアーティストから、現代の家と暮らしにコミットするアートピースが届きました。SEKISUI HOUSE meets ARTISTSで、あなたの感性に会うアートを見つけてください。(ステートメントより)