国際芸術祭「東京ビエンナーレ2020/2021」招待参加プログラム。2020年11月にクレヴィスより出版した川村亘平斎との共著『東京影絵／Tokyo shadow puppet theater』をベースに、1966年建造のオフィスビル「国際ビル」の地下飲食店街に、東京在住の外国籍の人々（19ヵ国・60人）のインタビューテキストと映像を展示した。鉄筋工として過酷なビル建設に従事する技能実習生、日本への帰化を望む中国人女性、BLMでのアジア人差別に傷つくフィリピン・アフリカ系アメリカ人の青年など、コロナ禍の東京に生きる外国籍の人々の視点から、この都市の光と影を物語る。
「東京影絵クラブ」は書籍・ライブ・映像インスタレーションの3つからなる活動だが、「東京ビエンナーレ2020/2021」が緊急事態宣言下での開催となったため、当初のプランは大幅修正を余儀なくされた。プロジェクトはなお続行中である。
影絵と音楽：川村亘平斎／テキスト：宮本武典／映像編集：岩崎祐／協力：三菱地所／会場写真：たた（ゆかい）

▶︎Trailer 01｜『東京影絵』ドキュメンタリー（2020）

▶︎Trailer 02｜『東京影絵クラブ』インスタレーション映像（2021）

▶︎Book｜『東京影絵／Tokyo shadow puppet theater』（クレヴィス）
https://crevis.co.jp/publishing/65/
▶︎Interview｜TOKYO BIENNALE note 川村亘平斎＋宮本武典
https://note.com/tokyobiennale/n/n5466eaaee13c