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2020年8月1日→10月15日
角川武蔵野ミュージアム グランドギャラリー
プログラムディレクション/キュレーション
図書・美術・博物の複合施設として現代における新たなミュージアム像を提案する「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープン記念展として、同館の設計者・隈研吾の展覧会を企画開催した。
国を代表するスポーツの聖地「国立競技場」を、隈はその象徴的素材として木を多用することで周囲と調和したものにした。一方の角川武蔵野ミュージアムは、花崗岩の板材2万枚を外壁にまとった、大地が隆起したような建築となっている。
本展では、人間にとって最も身近かつ最も対照的な自然素材「石」と「木」を用いたこれら二つの挑戦的建築を軸に、隈建築の特徴と魅力を分かりやすく解説・紹介。首都圏における新型コロナウイルスの感染拡大と重なったことで、ソーシャルディスタンスに対応した変則的な展示構成となった。
(空間設計:KKAA/撮影:丹青ディスプレイ)