東日本大震災を、未来の子どもたちに語りつぐ“絵本“をつくるプロジェクト。2012年3月11日の山形新聞紙面に「あのときみんなの手は何をつかんでた？」「あれからみんなの日常は何かかわったかな？」「そしてぼくらの東北はどんな未来になってるんだろ？」という荒井良二からの3つの問いかけを掲載。読者から集められた投書をもとに、荒井と子どもたちが巨大な絵巻を制作して、東北未来絵本の原画とした。その後、地元企業からの寄付金で3000部を印刷製本し、山形県内の全小学校と東北6県の公立図書館のほか『荒井良二とふらっぐしっぷ』の寄港地である宮城県沿岸の小学校に贈っている。のちにウェブ版も制作。
著者：みんなと荒井良二／デザイン：akaoni／発行：株式会社山形新聞社広告局／協力：cent.FORCE／受賞：第32回新聞広告賞新聞社企画部門最高賞、第4回山形広告賞最優秀賞

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