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藝大アーツイン丸の内 2022

三菱地所賞受賞記念展示・リサイタル
「藝大アーツイン丸の内 2022」

会期:2022年10月17日[月]→ 23日[日]
会場:丸ビル(東京都千代田区丸の内2丁目4-1)

プログラムディレクション/アートディレクション

東京藝術大学と三菱地所株式会社が2007年から継続開催するアートイベント〈藝大アーツイン丸の内〉のリニューアルを手掛けた。三菱地所は将来の活躍が期待される藝大の卒業生に三菱地所賞を毎年授与しており、〈藝大アーツイン〉は美術学部と音楽学部からそれぞれ選出された受賞者を紹介・顕彰するプログラムである。
丸の内の高層ビル群は皇居に隣接し、江戸城の区画を由来とする城塞都市の記憶を土台に発展してきた。近代日本の幕開けを支えた国際ビジネス街として、そして芸術文化と摩天楼が融合する東京のランドマークへと、終わりなき都市開発が続く丸の内。その象徴である丸ビルで、16回目の開催となった本展のアートディレクションは〈ストリート〉をテーマに、ロンドンやニューヨークのストリートをモデルに発展した丸の内開発の文脈に沿って、〈アートとの出会い〉へと人々を誘引するパサージュをビル内部に敷いた。
特徴的な3連アーチのデザインは建設当時「東洋一のビル」と呼ばれた旧丸の内ビルディングビル(丸ビル)へのオマージュで、大手町・丸の内・有楽町をつなぐ〈仲通り〉へと内外の視線・導線・空間の接合を試みたもの。また、丸ビルホールでのオープンプログラムでは江戸城下の大名屋敷(大名小路)だった往時を偲ぶ和楽器演奏をおこなうなど、垂直・水平の2つの動線から丸の内にアプローチした。
ウェブサイト= https://www.marunouchi.com/lp/geidaiarts2022/

展示・出演:太田琢人、岡ともみ、齋藤弥主子、時田早苗、轟木麻左臣、higoAkari.、菊川穂乃佳、小嶋早恵、小玉友里花、萩原ももこ、松岡多恵、本山愛
特別出演:藤原道山
プロジェクトマネージャー:渡辺龍彦
デザイン:神田剛、樋口舞子
主催:東京藝術大学、三菱地所株式会社
企画協力:有楽町アートアーバニズムプログラム実行委員会、スタインウェイ・ジャパン株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン
記録撮影:廣田達也