ミロコマチコが山形ビエンナーレ2016で制作・出品した立体作品『あっちの耳、こっちの目』（2018年にタイトル改変）の絵本版。山形県東根市の公益文化施設「まなびあテラス」で開催したミロコマチコ展にあわせて、kanabouで制作・出版した。
山形・宮城の中山間地域で、有志市民の聞き書きチームが採話した、クマやカモシカなどの野生動物にまつわる「本当にあった話」（116編）をもとにミロコが創作した「動物目線」の物語集。山車型の箱の隅々まで描かれた物語のシーンを丹念に撮影し、紙面上で再構成した。

絵本版『あっちの耳、こっちの目』
2017年9月1日発行
著者：ミロコマチコ
企画・編集・撮影：kanabou（宮本武典＋akaoni）
仕様：B6／192ページ／フルカラー／限定1,500冊
発行：東根市公益文化施設まなびあテラス